こんにちは、ムギです。
今回は「ハロー効果と行動経済学」をテーマにお話しします。
職場に「何でこの人雇ったの?」と疑問に思う人が入り、上司にふと聞いてみると「高資格を持ってたから」「どこどこの大学に出ていたから」などの返答が返ってくる。
つくづく履歴書と面接だけでその人を判断することの難しさを感じる反面、「”見る”ところそこじゃなくね」と疑問を感じることもしばしば。
こういった例は商品の購入、さらには恋愛などにおいても様々な場面で見られます。
これらに共通するのは「ハロー効果」です。
「ハロー効果」とは、人は目立ちやすい特徴に引きずられて(固着して)、他の特徴についての正確な評価を怠ってしまうことを言います。
目立ちやすい特徴とは、学歴や肩書き、ルックス、やさしくされた経験、インフルエンサーのレビューなどが挙げられます。
自分はそんなことには騙されないよと思う人でも、いざその場に直面した時に公平・合理的な判断ができるかはなかなか難しいところです。
逆にこういったハロー効果などの人の非合理性を理解し、マーケティングに活かそうというのが”行動経済学”です。
通常の経済学では「人間は合理的に行動する」ことを前提にされています。しかし、人は必ずしも合理的に行動しません。そのため、実際の経済活動と経済学では相違が生まれてしまいます。
そこで、人の”心”と”行動”に着目した「心理学」と「経済学」と合わさって出来たのが「行動経済学」です。ビジネスを成功させる上では「行動経済学」もまた必須科目になりつつあります。
企業の広告やCMに女優やイケメンタレントやスポーツ選手を起用し、イメージアップにつなげていることはまさしく「ハロー効果」を活かしたものです。
もちろんすべての企業が多額の広告費を使えるわけではありません。だからこそビジネスにおいて一番のイメージアップは”身だしなみ”と”接客対応”です。
時代の価値観は移り変わりますが、変わらない鉄則もあるようです。
個人においては、見た目も学歴も資格も、中身と結果が伴っていなければ”飾り”過ぎとされ嫌煙されます。かといって素を出しすぎれば雇ってもらえません。
何かと多様性を求められる昨今ですが、最低限の”飾り”や”鉄則”は、合理的・心理的に見ても必要なことではないでしょうか。
参考文献
