こんにちは、ムギです。
今回は「VRIO分析とこれからのトヨタ」をテーマにお話しします。
VRIO分析とは「自社の技術などがどのくらい価値があり、有効に使われているか」を測る分析ツールです。
”VRIO”は、Value(価値)、Rarity(希少性)、Imitability(模倣可能性)、Organization(組織)の分析項目の頭文字をとったものです。
それぞれ説明します。
Value(価値)
自社の経営資源に経済的価値はあるか?
Rarity(希少性)
自社の経営資源は業界で希少性があるか?
Imitability(模倣可能性)
他社に真似されにくいか?
Organization(組織)
自社の経営資源を活かせる組織があるか?
これらの項目をもとに分析します。分析するのも上から順番、つまりVからOに向かって行います。それぞれの項目に「YesかNo」で答えていきます。
Value → No ⇒ライバル企業に勝つのは難しい
⬇ Yes
Rarity → No ⇒ 競争の均衡、停滞する
⬇ Yes
Imitability → No ⇒ 一時的な競争優位
⬇ Yes
Organization → No ⇒ 持続的な競争優位
⬇ Yes
勝ち続けられる企業!
「持続的な競争優位かつ経営資源の最大活動」
この分析により、まさしく「勝ち続けられる企業」と分かるのが”トヨタ”です。
トヨタをVRIO分析すると、
V;トヨタの日本の工場は海外の自社工場と生産コストが同じ
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R;作業者の判断を優先するロボット技術
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I;「JIT方式※」などトヨタ独自の方式は大規模な企業力によって支えられており、容易に真似できない
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O;マザー工場という新しい工場のモデルがあるので海外の新しい工場もこれを真似て造られる
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国内のみならず、世界からも認められる自動車企業へ!
※JIT方式(Just In Time)、カンバン方式
製造の過程で必要な部品の在庫を持たず、必要なときに必要な分だけ納品させる方式
そして今、トヨタは自動車業界のさらなる飛躍のために研究・開発を行っています。
ヨーロッパを中心に各国でSDGsの「脱炭素社会」へ向け、EV車、つまりは電気自動車へのシフト化を進められている昨今。日本の自動車産業、そしてトヨタも例外なくEV車の販売を進めています。
とはいえ現在の電気自動車には多くの課題が残っています。
- 車両価格が高い
- 充電インフラの整備が進んでいない
- 航続距離が短い
- 充電時間が長い、電力確保が不可欠
最近日本でも冬場のEV車の問題がありましたね。走行中の二酸化炭素排出量は断然低いですが、モーター・バッテリーなどトータルの製造過程、耐久面や劣化問題を含めれば現在のハイブリッド車の方が環境にやさしいというデータもあります。ますますの技術革新が求められています。
そのようなこともあり、トヨタはEV車の販売と共にハイブリッド車の販売を継続しています。そしてトヨタがこれからの本命として開発しているのが「水素自動車」です。
水素自動車には水素と酸素を取り込んで発電する燃料電池を搭載した「水素燃料電池車(FCV)」と、水素を燃料としてエンジンで走ることができる「水素エンジン車(内燃料機関車)」があります。これまでは「水素燃料電池車」がメインでしたが、トヨタは従来のエンジン技術を生かした液体水素を燃料にして走る「水素エンジン車」の研究・開発を進めています。
そして、それらの実用化・量産に向けてタイと協業することを発表しております。(ページ一番下にリンクを貼っておきます)
若者の自動車離れなんて嘆かれる自動車業界。
トヨタの取り組みがこれからの自動車産業の突破口を示せるのか?期待を寄せるところです。
参考リンク
YouTube「トヨタがたったの1年で超進化!EV業界に激震が走る…「本命はコレだ」トヨタが開発した次世代技術に世界が震える!≪【海外の反応】byゆきのん日和🐍≫≪with妹のなつみ🍊≫
CPとトヨタ・タイでのカーボンニュートラルに向けた協業を検討/コーポレート/グローバルニュースルーム/トヨタ自動車株式会社企業サイト
