こんにちは、ムギです。

皆さんは子供の頃に「椅子取りゲーム」をしたことありますか?
椅子を円上に並べ、音楽をかけながらその回りをグルグル回ります。音楽が止まったらすぐ近くの椅子に座らなければなりません。座れなかった人はゲームからはずれます。どんどん椅子の数を減らしていき、最後の1つまで残った人が勝ち。子供の頃はその分かりやすいルールと緊迫感が楽しかった覚えがあります。
そんな椅子取りゲームですが、よく”権力争い”の例えとして用いられることがあります。多くの者が狙いたがる立場や役職を示します。どんなとこにも、争いの絶えない”おいしい席”というものは存在します。
しかし全員がそういう席を狙っているわけではありません。争いごとを好まない人もいます。そういった方は権力としての席よりも、より安定で無難で都合のいい席を選びたがります。皮肉にも現代ではむしろそういった席の方が小競り合いが多く発生します。
そしてその近くには”誰もが座りたがらない席”が存在します。座ったら最後、後任が来るか、自分が疲弊して座れなくなるまで座り続けなければなりません。謂わばそれは”呪われた椅子”です。
”呪われた椅子”は見た目では判断できません。呪われた椅子を知っている仲間はそれが呪われた椅子だと気づかれないようにしながら、知らない人へ上手く誘導します。自分達は安定の椅子から立ちたくないからです。呪われた椅子に座っていた前任者も最初はできるだけ良い顔をして新しくきた人に譲り、そこから去っていくのです。新しく座った人もそれが呪われた椅子だと気付いた頃にはもう遅く、次の何も知らない人が来るのを待つばかり…
なんだか寓話のような話をしましたが、皆さんの職場でも同じような話はありませんか?
現代では権力を争う「椅子取りゲーム」というより、「椅子譲りゲーム」の方が多く起きているように感じます。
例えばこのようなポジションや役職、立ち位置が”呪われた椅子”の特徴です。
- 業務内容が大まかで詳細なマニュアルもなく、ちゃんと教えられる人がいない(教える人も経験が浅いこともある)
- 人の入れ替わりが多い
- いない理由が退職、入れ替わってすぐに退職した
- 前任者は身体面、精神面で体調を崩した
- 上司や同僚からは応援されるが、誰も替わってあげようとせず、手伝ってもくれない
- 売上などに直接貢献するわけではないが、ないと誰しも困る
- 陰口や悪口を言われることが多くなる
いかがでしょうか。皆さんの近くにありませんか?またはあなたがそこに座っていませんか?
呪われた椅子に好まれやすい人もいて、真面目で責任感が強く、頼まれたことにはNoと言えない方が選ばれます。悪く言えば「都合の良い人」です。
転職が社会的に認められ始め、良い意味で辞めやすいような法整備や環境が整って来ています。呪われた椅子に座っても逃げることは可能なので、心身共に病んでしまった人は即逃げてください。
しかし、人材不足と言われる昨今。思うように入職者も来ず、辞めたくても辞められる状況じゃないこともあります。人の良いあなたなら尚更「自分が抜けたら…」と考えてしまうのではないでしょうか。
そんな方のために2つだけアドバイスしたいと思います。(2ページ目へ続く)
