こんにちは、ムギです。今回は雑談です。
先日、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」を観に行きました。ここ数年まったく映画館に足を運んでなかったのですが、007の新作が公開されると知ってどうしても観たい衝動に駆られました。
007シリーズ25作品目にしてダニエル・クレイグ版のジェームズ・ボンドの集大成となる作品でした。「本当にお疲れさまでした」と伝えたいです。
この映画に関してまず率直な感想は、集大成として納得のストーリーであり、今までにない007が観られて大満足でした。
簡単に内容を説明します
前作「007/スペクター」で黒幕を捕らえ、すべてが終わったかに見えた。しかし、ボンドは過去のことを忘れられず、最愛の人マドレーヌと暮らす日々も幸せになりきれなかった。そんな時、マドレーヌの過去を知ったボンドは最凶の敵サフィンの存在を知る。サフィンの陰謀を阻止するため、そして最愛の人を守るために決死の闘いを挑む。果たしてボンドとマドレーヌの運命は…。
2時間45分あったのを後から知ったのですが、長いとは思わなかったですね。むしろあれでも大分短くしたのでしょう。何ヵ所か「あれ?」って思うことはありました。
それでもアクションは然り、伏線の回収の仕方、映像美、音楽共に申し分なく、ボンドを中心とした人間ドラマパート、そしてあのラストまでの持って行き方も面白かったです。
これから観る予定の方はダニエル・クレイグ版の過去の4作品を軽くおさらいしてから観た方が内容がよく分かります。007シリーズを長年観ている方は、ダニエル・クレイグ版以外の作品のオマージュもありましたので、見つけてください。
そしてこの映画だけは劇場で観ることをおすすめします。昨今の影響で久しく映画館に行っていない人も今は感染症対策もしっかりされているので、ぜひ劇場の大画面と音響で体感してください。
ネタバレしないよう細かいところは言いませんが、今回のストーリーについての話を少しさせてください。
まずタイトルの「No Time To Die」は「まだ死ぬときじゃない」という意味です。これは作品の根幹に最後まで関わってきます。
作中のキーワードとして何度も出てきたのが、「時間」「触れる」そして「愛」という言葉です。これまでの007シリーズを観てきた人にとっては「別の映画?」と思うかもしれません。
僕が007シリーズを見始めたのはピアース・ブロスナン版からで、ここが僕にとってのジェームズ・ボンド像です。そこと比べてみてもダニエル・クレイグ版は確かに変わっています。これまでとは別作品とまでは行かなくても別次元と考えても間違いはないと思います。
それは現代の価値観に合わせた007シリーズを作るという意味で挑戦であり、「ジェームズ・ボンド」自身を深堀りするという意味で原点に戻ることでもあります。否定と肯定を繰り返しながらあの”新しい007”が出来上がりました。その結果、よりヒューマンドラマを色濃くし、よりリアリティが追求されました。
何よりダニエル・クレイグが”ジェームズ・ボンド”という一人のスパイ、一人の男の魅力をさらに引き出した功績は大きいでしょう。だからこそ、あのラストに感動したのです。
今も作品として賛否が分かれ、次のジェームズ・ボンドは誰が演じるのかに注目されがちですが、ダニエル・クレイグ版が歴代のボンド達とこれからのボンドへの橋渡しになったことを忘れてはいけません。
そんな作品内でも作品外でも何かとざわついた「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」。
これから観る方にはダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドの勇姿を見届けてほしいです。他のキャラクターとの関係性にも注目してください。
そしてその結末をあなたの目で確かめてください。
