こんにちは、ムギです。
今回は「経営者はどうやって未来を読むか」をテーマにお話します。
ネットニュースを観れば、今世界中で起きていることを知ることができます。しかし、それとてほんの一部分しか見えていません。ましてや未来のことなんて誰に分かるのでしょう。
しかし、ビジネスをする上で行き当たりばったりでは通用しません。常に先のことを読むことが求められています。
専門家でもはずしてしまうような未来を読むことなんて可能なのでしょうか?
経営者や投資家の中には未来を読んでいたのではないかと思えるタイミングで行動する人がいます。そういった方は世界情勢やら経済のことを熟知していて、なおかつ直感力が研ぎ澄まされています。歴史や経験からある程度予測することができます。
しかし、大半の人はそうではありません。知識も片寄っているし、知らないことや間違っていることも多いです。だからこそ完璧に未来を予測しようとするのはギャンブルに近いです。
だからこそ、未来を確実に予測するよりも、どんなことが起きても対応できるよう備えをしておくことが重要になります。
武術の稽古でもそうですが、いきなり何でもありの実戦をしようなんてしません。まずは型稽古から入ります。
相手が右ストレートを打ったらどうする。左フックをしたらどうする。右廻し蹴りをしたら。相手が首を絞めてきたらなどパターンを限定します。
もちろん実戦で決まった形なんてありませんので、端から見たらこんなことして何になるのと思うかもしれません。しかし、武術の稽古はこういったことを日々積み重ね、最後は身体が自然と対応できるレベルまで持っていくのです。
ビジネスでも同じことが言えます。武術の型稽古にあたるのがマニュアルであり、経営戦略です。マニュアルは現場で活かされ、経営戦力はマネジメントで活かされます。
少なくとも過去の事例は想定しておいた方がいいでしょう。消費税が増税したらどうする。顧客が増えたら・減ったら会社はどうする。株価が下がったら・上がったら。円高・円安になったら等。それぞれの企業で考えるポイントは違います。
そして、会社にとって何が最悪の事態かも考えておくべきです。考えたくもないことかもしれませんが、しっかり向き合いましょう。
そしてその最悪な事態が起きないよう企業を常に健全にしておき、予防線も張ります。その上で、万が一その最悪の事態が起きたらどうするかも考えておきましょう。
ここまで考えたなら、怖がることもなく、楽観的になることもありません。大抵は最悪と最善の中間地点を行ったり来たりしています。
もちろん予想外のことも起こりうるでしょう。しかし、ここまでしっかりシミュレーション出来ているなら、冷静な判断ができるでしょう。一番怖いのは予想外の事態に遭遇してパニックになることですから。
日々の業務に追われるのではなく、少し時間を使ってこういったイメージトレーニングをすることも必要なのではないでしょうか。
