知識<”人柄”,スキル<”人柄”

こんにちは、ムギです。

今回は「人はスキルを見るか?”人柄”を見るか?」をテーマにお話しします。

巷には数多くの資格試験や検定、免許があります。皆さんも学生時代、入試や就活に有利になるから資格試験を受けなさいと言われてきたのではないでしょうか?学校の勉強だけでも面倒なのにどうして他にもやらなければならないのかと思った方もいるはず。

漢字検定、英語検定を受けた人は多いですよね。また、商業高校や工業高校に通えば少し専門的な資格を勉強できます。専門学校に行けば、それこそ就活に有利になるような資格を取得することができます。もちろん車の免許を取る方も多いですよね。

さて、ここで皆さんにお聞きしますが、現在持っている資格・検定・免許は今の職場でどれくらい活かされていますか?

一生懸命取った資格試験も、正直な話、1級を取ってなかったらあまり使えません。分野によっては法改正などから、当時教わっていたことが違うといったこともあります。そうなったところで改めて学び直そうとする人も、必要に迫られない限りはなかなかしません。

それなのに会社の面接ではその過去に取った資格・免許で評価されます。特に転職の際はどこの企業にいたか、どの役職に就いていたかなども聞かれます。専門的な資格を持っている、良い企業にいた、話し方が上手などを見られ、優劣を評価されます。

では、それらでその人の全てが分かるのでしょうか?その人の人格やら、適正が分かるのでしょうか?長所・短所が分かるのでしょうか?

もちろん面接ではかっこ良く言えるでしょう。逆に言えないような人は合格できないかもしれません。

でも、もしかしたら合格にした人が実はすぐに辞めてしまう人で、不合格にした人がその職場にとって必要な人だったかもしれません。人を見極めるのは難しいことです。自分は人を見る目があると自負した時点で正しく判断できなくなります。

企業は即戦力になる人間を追い求めがちですが、優劣だけで人を判断すればスタッフの入れ替わりは自然と多くなります。職場間のシステムを変えずにただ人だけを変えようとしてもトラブルは尽きません。それではいつまで経ってもチームは成熟しませんし、成果も出ません。

だからこそ、知識やスキル以外の部分、”人柄”を見る必要があるのです。

”人柄の良し悪し”はもっと尊重されるべきだと僕は思います。「その人がいると職場の雰囲気が良くなる」のは貴重な才能ではないでしょうか?

特別な資格、特別なスキルを持っていなくても、顧客から気に入られていたり、スタッフ間のコミュニケーションを影で支えてくれるような人は職場に必要です。

人格が出来ていれば、知識やスキルは自然と身に付けられます。しかもそれは、ただ知識やスキルを持っているだけの人とは全く違う、顧客の思い・職場の思いを汲み取った”活きた”実力になるのです。「Yes or No」「善か悪か」「損得」だけで判断できないことを調整でき、顧客が口にしないニーズを察することができます。

”人柄の良い”人は、職場の教育面でも成果を出します。名コーチが名プレイヤーである必要はありません。良い教育体制が出来れば、ずっと先にも活かされていきます。

”人柄の良さ”は話せば自然と分かります。しかし、よく観察しないといけません。少なくとも履歴書だけでは分かりません。

人事に関わる人は、まず自分の固定観念を捨て、自分の中の優先順位を思い切って変えてみてはどうでしょう?自分の職場に欠けているモノは何か?それを補うにはどんな人物が必要か?

「居心地の良い職場」

綺麗事に思えるかもしれませんが、それを現実に出来るのはやはり”人”なのです。そしてその人を雇うのも”人”なのです。

働き手の不足が問題視される中、”人柄”をもっと重要視したら、案外良い人材は見つかります。老若男女、海外労働者関係なく働ける職場を作れるのは、人柄の良い人だけなのです。

そしてスキルを持っている人はそのスキルに胡座をかくことなく、まずは自身の”人格”を磨くことを怠ってはいけません。

自分は「何が出来るか?」だけで考えるのではなく、「”人”として立派か」という柱も持つことが重要なのです。

投稿者: ムギ

介護施設の事務員をやってる30代男です。商業高校卒業後、調理師専門学校入学、調理師としてホテルのフランス料理レストランに勤務。その後、地元のレストラン、漬け物工場、回転寿司屋、ステーキ屋と働き現在の職に転職しました。現在は介護福祉士の資格取得のため勉強中です。

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