骨・筋肉・皮膚

こんにちは、ムギです。

皆さんは健康のために運動をしていますか?スポーツクラブや道場に参加していなくても、ジムに通ったり、ランニングしたりする人は多いのではないでしょうか?自宅でもストレッチや筋トレぐらいならできます。

どんなスポーツやトレーニングをやる上でも、大事なポイントがあります。それは「骨を意識すること」です。

ストレッチや筋トレのやり方は本やDVD、YouTubeでも解説されています。また、医療関係者が様々な健康法を「これさえ続ければOK」と言って紹介しています。しかし、一番肝心な”骨”について説明している人は案外少ないです。

今回参考にしたのはその数少ない解説者の一人、平直行さんの「骨絡(こつらく)調整術」です。平さんはあの「範馬刃牙」のモデルとなったことでも有名な格闘家です。実際のメソッドは「骨絡調整術」の本やDVDを観て頂ければ分かりますので、ここではその理論を紹介したいと思います。

まず第一前提として知ってもらいたいのは、現代人の体の動きは劣化しているという事実です。

“人間”はこの地球という環境に合わせて設計されています。自然界 でこそ本来の動きができるのです。しかし、狩猟採集民族から農耕民族、そして技術革新とともに便利なものが造られ、道も平らに整備されると、その本来の動きも眠ってしまします。

本来の動きとは”正しい動き”のことであり”多様性に富んだ動き”でもあります。山を思い出してみれば分かると思いますが、一つとして同じ環境はないですよね。常に道はでこぼこしており、傾斜も様々、平らなところの方が少ないです。狩猟採集民族のときは崖のようなところでも登っていたのでしょう。当然今のような靴なんてありません。それでも木にも登れたのです。

それらを考えると、科学技術が発展している現代人よりも昔の人達の方が体の性能は抜群に優れていました。自然と共生していた頃の方が強かったのです。

その昔の正しい動きを忘れ、現代の楽な環境慣れてしまった結果、多くの人びとが体を壊すようになってしまいました。安全・安心を求め、医療技術も発展したはずなのに起きる健康被害はこれらに起因します。

しかし、人びとはこれをただの運動不足だと言ってやみくもなストレッチやトレーニングを重ねました。正しい動きができていないのに。よって、体を鍛えれば鍛えるほどさらに不調が続き、トレーニングが足りないんだと言ってさらに無茶を続け体を再起不能なるまで壊してしまう。40代、50代と歳を重ねるごとに動けなくなってしまい、高齢者になった頃には寝たきりになってしまう。これが現代人の状況です。

物事には順序があります。赤ちゃんは寝返りからハイハイ、つかまり立ち、そして歩くというように成長していきます。これを一つ飛ばしにはできません。同じように大人でも体の動きを覚えるには順序があります。現代人はその順序を飛ばしてスポーツや厳しいトレーニングをしているから体を壊すのです。

だからこそ、筋力をつける、体を柔らかくする、技術をあげるよりも先にやるべきことは「本来の体の動きに戻す」ことです。

さて、東洋では”骨絡(こつらく)”、”筋絡(きんらく)”、”皮絡(ひらく)”という概念があります。これを教えていたのは東洋医学者や武術家です。昔の人達は人間の体が劣化していることに逸早く気づいていました。そこで本来の体の動きを求めるべく開発されたのが「型」というものです。皆さんから見たらあの不思議な動きは、あえて不自然な動き、動きづらい動きをすることで体の”奥”から動かすためのメソッドだったのです。

骨・筋肉・皮膚には道筋があります。単純に上下左右、部分的に考えがちですが、人体模型を思い出してもらえば分かる通り、関節は球体であり、背骨を中心に様々な骨が連結して動きます。筋肉・皮膚も同様です。

腕立て伏せ、腹筋、前屈、開脚など部分的・集中的に考えがちなトレーニングも、様々な動きを出来るだけ根元を意識して動かすのが正しい動きです。例えば手首だけで持ち上げようとするのは当然手首を痛めるのは分かりますよね?しかし、大半の人が肘から先までしか動かしていません。そうではなく肩、肩甲骨、背骨、さらには腰、股関節、足元を意識できると楽に持ち上げられます。

武術は小さい力で大きなものを制圧することを基本にとらえています。そのためには体の潜在能力を最大限まで引き上げないといけません。だからこそ潜在能力を引き出せた時、見た目はそんなに変わっていなくても大きな力が出せるのです。武術の稽古は地味に見えるかもしれませんが、中身は全然変わっているのです。

それでは最後に、すぐにできる骨絡メソッドを紹介します。

  • 手を✊✋✊✋を繰り返す
  • 足じゃんけん✊✌✋
  • 片足立ちをする
  • 背中まで膨らむよう腹式呼吸
  • 凸凹道を歩く(できれば裸足で)

それ以外のやり方に興味を持ったなら平さんの「骨絡調整術」を読んで行ってみてください。そして、体が動けるようになったら「筋絡調整術」、より動くようになったら「皮絡調整術」を行ってみてください。これも、しっかり出来るようになってからでないと効果はありません。

「コツをつかむ」「骨組み」

昔の人は大切なのは「骨」だと気づいていたのでしょう。そして、それを意識できるようにしたのが昔からの武術です。こんなにも素晴らしい教えが日本にあったのです。ぜひこの機会に皆さんも体験し、健康な体を手に入れてください。


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投稿者: ムギ

介護施設の事務員をやってる30代男です。商業高校卒業後、調理師専門学校入学、調理師としてホテルのフランス料理レストランに勤務。その後、地元のレストラン、漬け物工場、回転寿司屋、ステーキ屋と働き現在の職に転職しました。現在は介護福祉士の資格取得のため勉強中です。

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