競争のない社会

こんにちは、ムギです。今日も経営学の勉強を始めます。

今回は「ブルー・オーシャンを探せ」をテーマにお話しします。

皆さんは『ブルー・オーシャン戦略』というのを聞いたことはありますか?新しく事業を起こそうとした時、どの分野で勝負するかを考えますよね。その中で競争の少ない、ライバルの少ない分野を作り出すというのが、ブルー・オーシャン戦略です。「すきま産業を狙う」と言った方がイメージしやすいかもしれません。

ブルー・オーシャンの反対はレッド・オーシャンです。レッド・オーシャンはライバルが多く、競争の激しい分野のことです。

これまでの資本主義では競争こそが社会を発展させ、消費者に安全と安定を与えると言われていました。逆に独占になると消費者に不利益を被ると言われ、日本でも法的に規制されています。

しかし、この競争は利益を上げづらく、当然競争なので”敗者”の方が多くでます。独占は言ってしまえば”1人勝ち”状態なので、利益はしっかり残せます。多くの企業はこの競争と独占の間にいて、独占寄りになることを目指します。「ポーターの競争戦略」「SCP理論」とも言われますが、「市場の成長性が高いから、企業の利益率も高いとは限らない、その産業がそもそも儲かる構造になっているかが大事」なのです。そしてこの独占寄りで儲かる構造になっている事業がブルー・オーシャンなのです。

それでは競争が激しいか少ないかなんてどうやって見つけられるのでしょうか?

ポイントとしては次の4つです。

  • 付け加える
  • 取り除く
  • 増やす
  • 減らす

まったく新しいものを生み出すのは大変です。それなので既存のビジネスから考えます。「すきま」を狙うには今まであった産業の標準から時間やお金の価値を増やす/減らす。その業界で当たり前にあったことを取り除くか、別の事業でしたことを付け加える。こうすることで今まであったものから差別化できます。

しかし、ただの差別化ではブルー・オーシャンとは言えません。すぐに他の企業も真似して、たちまちレッド・オーシャンに変わるでしょう。改革や改善のレベルではなく、革新・イノベーションを起こさなければブルー・オーシャンには辿り着けません。簡単なことではないですね。

ここで、航海の旅に必要なものは何か考えましょう。それは、地図、蓄え、想像力です。

隙間を探すのは地図を見ることと同じです。ただやみくもにあっちの方、こっちの方と進むよりも、一度地図を見てどの辺に”眠れる宝”がありそうか検討をつけた方が見つかる確率が高くなりますよね。

また、宝を探すには時間がどのくらいかかるか、どのくらいの距離を探すのか、見つかってもそれがどのくらいの価値なのか分かりません。だからこそ、途中で生き倒れないよう”蓄え”が必要です。大航海時代、コロンブスやマゼラン艦隊も国を挙げて支援されたからこそ大きな偉業を成し遂げられたと言えます。

ビジネスで言うならば投資家、支援者でしょうか。また、新しいことにチャレンジするなら、それ一つに全力投球するのは失敗した時のリスクが大きい。それよりも既存のものを上手く続ける、不動産投資など働いていなくても収入源が確保できるようにした方が安全に挑戦できます。

最後の”想像力”は仮説力とも言え、最も重要です。あの辺りにまだ宝がある、この宝を見つけたらこれだけの価値が得られる、こんなサービスを人びとは求めているんじゃないかといったことをイメージできるか。それをできた人が自分の選択に自信を持ち、勇気ある行動を起こすことができるのです。

そしてどんな革新的な技術も、消費者の需要と社会のニーズにマッチしなければ欲しいと思われません。要は”バズる”ことが大切です。それは時代的、地理的にもそうです。石器時代にiPhoneがあっても使われたでしょうか?

人びとが欲しいものは想像できる範囲内です。そして、バズるものとは想像の斜め上を言います。それ以上をいくと却って嫌煙されてしまいます。「えっ、これ、何?」となったら、どれだけすごいものでも買われません。

これだけ探すのが難しいブルー・オーシャンを多くの企業が求めています。その背景には、一度1人勝ちになると追い抜くことが難しいということがあります。その中で生き抜くために”すきま”を見つけて差別化を図らなければなりません。時にはそのブルー・オーシャンを見つけた企業が次のトップランカーになるということも実際に起きています。だからこそ、みな血眼になって探しているのです。

しかし、競争を避けるためのはずが今度はその”すきま”を探して競争をしている。まるで椅子取りゲームです。

本当に競争を避けたいなら、多くを望まず、それ相応の規模でそれ相応のお金を稼ぐ。背伸びをしない、身の丈にあったことをするのが望ましいです。

激烈なレッド・オーシャンに立ち向かうか

まだ見ぬブルー・オーシャンを探すのか

それとも足元を見直すか

それを選ぶ船長は、そう、あなた。

投稿者: ムギ

介護施設の事務員をやってる30代男です。商業高校卒業後、調理師専門学校入学、調理師としてホテルのフランス料理レストランに勤務。その後、地元のレストラン、漬け物工場、回転寿司屋、ステーキ屋と働き現在の職に転職しました。現在は介護福祉士の資格取得のため勉強中です。

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