こんにちは、ムギです。
みなさんは『ビブリオバトル』というのをご存知ですか?
これは【知的書評合戦】と題したゲーム形式の輪読会をいいます。なんだか面白そうって思いませんか?今回は「ビブリオバトル」についてお話しします。
まずは公式ルールから説明します。
①発表参加者が「読んで面白いと思った本」を持って集まる
②順番に1人5分間で本を紹介する
・事前準備はしない(原稿、プレゼンテーション、それに関するもの)
・その場で何も使わずに"生プレゼン"をする
③それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う
④すべての発表が終了したら「どの本が一番読みたくなったか」を基準とした投票を1人1票で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする
ビブリオバトルがどういうものかご理解いただけたでしょうか?
僕もこれをやってみて、「事前準備をしない」ことに戸惑いましたが、案外できるものです。なんせ好きな本を紹介するのですから。確かに言葉が詰まったり、出てこなかったりしますが、意外と5分間を短く感じられました。
そんなビブリオバトルの発祥は日本です。
2007年、京都大学情報学研究科共生システム論研究室の谷口恵大教授によって考案されました。そもそもの発端は、同じ研究員の学生達にどの本で勉強して欲しいかを学生達自身で見つけてもらうためだったそうです。
それが次第に広まり、2010年にはビブリオバトル普及委員会が発足し、全国的な活動にまでなりました。
とは言え知らなかった方も多いと思います。僕なりにこのビブリオバトルをする面白さとメリットをお伝えします。
まずはお金がかからず、場所、日時を選ばない点です。
自分の持っている本があればできます。読む本のジャンルは揃えてもいいし、揃えなくてもいいです。「ノージャンル」でもいいので事前にテーマだけ決めておきましょう。人数は3、4人ぐらい集まればベストです。それ以上になる場合は何グループかに分けて、トーナメント形式にしても面白いですよね。あとは規模にあわせ、個室や会議室のようなところを使えばそこまでお金を掛けずにできます。ブックカフェ、はたまた友達の家で集まればちょっとした飲食もできますよね。
もう一つはコミュニケーションやプレゼンテーションのトレーニングになることです。
実はこのビブリオバトルはコミュ障の方にはいい訓練になります。初めて会う人に対して緊張はしますが、自分の好きな本をテーマに話すので言葉が出やすいです。5分間がさすがに長いと思ったら1分間、慣れたら3分間と伸ばしていけばいいのです。スマホなどのタイマー機能を使うと緊張感がでて面白いですよ。また、”本”という共通の話題があるので打ち解けやすいということもあります。年齢や性別、職業関係なく話せるのは”本”というキーワードの魅力ですよね。こういったところで数をこなしていくと、だんだんと人前で話すのが怖くなくなります。
もちろんチャンプ本に選ばれれば嬉しいし、自信がつきます。選ばれなくても、他の人が紹介した本を読んでみたいなと思えば得るものがありますし、それをきっかけにその人とも話すこともできます。
ちなみに僕が初めてビブリオバトルをした集まりで、見事チャンプ本に選ばれました\(^-^)/紹介したのは鎌田洋さんの『ディズニーそうじの神様が教えてくれたこと』です。やはり、本の力がすごかったのでしょう(笑)
ただ、自分が良いと思ったものを人に教えるって、純粋に気持ちがいいですよね。そして、好きなものだからこそ、その魅力をどうやったら相手に伝わるのだろうと考えるのです。これは営業やプレゼンテーションにおいて大切なことですよね。そういった技術的なこと、内面的なものを学べるのはビブリオバトルのゲーム性以上の魅力ではないでしょうか。
友達と集まってやってみたいなと思っていただけましたか?こういったネットゲームとは違う”知的な遊び”というのを生活に取り入れるのも、面白いのではないでしょうか。
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