企業理念は暗記しよう

こんにちは、ムギです。今日も経営学の勉強を始めます。

今回は「企業理念は覚えないとダメなの?」をテーマに話します。

結論から言うと、覚えましょう。そして、部下・アルバイト・パートナーに覚えさせましょう。それはなぜかというと『応援される強いチーム』を作るための近道だからです。

まずは、「企業理念とは何か?」から説明します。

個人企業ならともかく、ある程度の規模の会社なら『企業理念』と呼ばれるものがあります。コンセプト、バリュー、ブランド、スタンダード、社訓など、それぞれの企業で呼び方は違います。大体企業のホームページで一番最初のページに大きく表示されているものがそうです。

皆さんも入社したとき、新入社員研修かなんかで学んだのではないでしょうか。

新入社員研修などのことをOff JTと言います。似た言葉でOJTもありますので、そこのところもおさらいしましょう。

OffJT(Off the Job Training)
集合教育とも呼ばれる
職場を離れて一般知識を取得するために行う教育
新入社員研修、専門教育、各種通信教育など。

OJT(On the Job Training)
職場内訓練と呼ばれる
上司や先輩が、仕事に必要な知識・技能などを必要に応じて仕事中で教える教育
  技術訓練、業務訓練など

そこを理解していただいた上で、「理念」とは何かを説明します。

理念とは、ある物事についてのついてのこうあるべきだという根本の考えを言います。イデアとも呼ばれます。哲学的で難しいものに思われるかもしれませんが、要は理想だったり、価値観のことを言います。

そして、企業理念とは『企業にとっての最高の価値観』を指します。

家庭の中に「家訓」がある方はいませんか?お寺などに行くと「心訓」と呼ばれるものが飾っている所があります。学校では校歌を歌うと思いますが、あれも一種の校訓です。そして国歌もまた、国としての大きな理念です。

各個人にも「座右の銘」と呼ばれるものはありませんか。言わば自分ルール。信条。何を大切に生きていくか、何を目指すのかを言葉で表しているのです。そして、それを聞いた人もその人の人となりがイメージできるのです。

企業理念も同じく2つの役割があります。

1つは内部に向けて「私たちの会社はこうありますよ、これを目指しますよ」と宣言しています。そしてもう1つは外部に向けて「私たちはこういう会社です。こういう社会を目指しています」とアピールすることです。

分かりやすくするため高校野球部で例えてみましょう。

ここに2つの野球部があります。1つは「俺たちはマジで甲子園で優勝するぜ!」を最大目標としているチーム。もう1つは「明るく、楽しく、元気よく!」をモットーとしているだけのチーム。あなたならどっちに入りたいですか?どっちなら頑張れそうですか?

もちろんこれはどちらが良い悪いではありません。目指すべき価値観が違うからです。

前者はどちらかと言えば実力・結果主義ですよね。もちろん高校生で野球部やるなら甲子園を目指したいでしょうが、これはあくまで定説です。勝てたら嬉しいけど、ただ友達と野球を楽しみたい、きつい練習まではしたくない子だっているはずです。きっと、そんな子は後者のチームに入るでしょう。しかし、後者の野球部に対して学校側・生徒会は部費をしっかりかけてあげようとするでしょうか?いいコーチをつけ、練習場を整備してあげようとするでしょうか?

企業でも同じことが言えます。

目指すべき指針を示し、従業員の結束力を高めれば、業績が上がる。外部に対して示せば、同じ価値観をもった人、レベルのあった人が入りやすい。社会に対してどのような貢献をするかを示せば、銀行に融資してもらえ、投資家に株式を買ってもらえる。そして消費者やユーザーに対しての宣伝にもなる。

だからこそ、創業者は企業理念をしっかりした内容のものにしようと考えているのです。そうしてできたものだからこそ、それを覚えるだけでも我々の勉強にもなります。人の座右の銘を聞くだけでも、ああそういう言葉があったな、とか、それは知らない言葉だったな、など知識が広がりますよね。(自分が作った3つの例はテキトーなので全然中身がありませんが・・・)

やはり、企業理念はそこで働く従業員として覚えるべきものなのです。自分の会社が何をしたいのか分からずに働くのは怖くないですか?「あなたの会社はどういうとこ?」って聞いても答えられない人から商品を買いたいと思いますか?

企業側も覚えてもらいたいからこそ、新入社員研修でしっかりと時間を割いて教えます。それでは、パートナーやアルバイトに覚えてもらうにはどうしたらいいでしょう。

それは先程いったOJTです。普段の業務の中で企業理念に触れる機会を増やすのです。従業員が集まる場所に貼ってあり、朝礼で毎日のように暗唱させたりするのはそのためです。悪くいえば「洗脳」です。しかし、これを続けていると、不思議と会社の理想とするような従業員が育つのですから効果はバツグンです。パートナー、アルバイトの人数の方が多い企業は、普段の業務での指導、OJTのほうが大切なのです。

こうして、企業側も覚えてもらおうとしているのですから、働いている従業員も「自分には関係ない」ではなく、覚える努力をしましょう。

企業理念を言える人をその会社の一番求めているものを理解しているので、当然評価されます。そうすればどんどん業務を教えてもらえ、信頼される人になります。つまりは、企業理念を覚えることは自分のためになるのです。

もしも、あなたがその会社で一番企業理念を体するものになったなら、あなたはその会社の社長になれるはずです。

信じるか信じないかは、あなた次第

投稿者: ムギ

介護施設の事務員をやってる30代男です。商業高校卒業後、調理師専門学校入学、調理師としてホテルのフランス料理レストランに勤務。その後、地元のレストラン、漬け物工場、回転寿司屋、ステーキ屋と働き現在の職に転職しました。現在は介護福祉士の資格取得のため勉強中です。

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