努力は報われる?

こんにちは、ムギです。今日も経営学の勉強を始めます。

皆さんは「80対20の法則」というのをご存じでしょうか?知ってる方も知らない方も、これを聞けばきっと努力についての考え方が変わるはずです。ぜひ最後までお付き合いください。

さて皆さんにも日々の仕事、または勉強、部活動でなかなか成果が出ない時ってありますよね?そんな時は自分の技術をあげ、知識を増やし、経験を積むなどきっと努力しているのではないでしょうか。そういった努力を続けられる人は、成長が早く、会社や社会が評価してくれます。学校でも「努力は人を裏切らない」とか言った先生も一人や二人いたのではないでしょうか。しかし、それイコール結果がでるとは限りません。

その一方、周りに何でも器用にこなせる人もいますよね。その人を見て、あの人はすごいな、またはあいつはいいよなって思うかもしれません。そして、「何でアイツよりも努力してる自分は報われないんだ」と思う方もいらっしゃいますよね。努力の量とそれに対する結果には関係性はないのでしょうか?

薄々勘づいているとは思いますが、努力の量と結果は比例関係ではありません。つまりは「不均衡」なのです。そして、その不均衡の関係性を『80対20の法則』といいます。

『80対20の法則』についてもう少し詳しく解説します。「パレートの法則」「不均衡の法則」「最小努力の法則」とも言われています。要点は次の3つです。

  • 投入の20%が産出の80%
  • 原因の20%が結果の80%
  • 努力の20%が報酬の80%

この法則を見つけたのは、1897年、イタリアの経済学者のヴィルフレード・パレートです。彼は所得の差がなぜこんなにあるのかを統計的に調べた結果、20%の人たちに資産の80%が集中し、このような不均衡が時代、国を問わず同じようなパターンがあることを発見しました。しかし、彼自身はこの法則を所得不均衡の法則として終わらせてしまいました。

再び注目されたのは1949年、ジョージ・K・ジップが資源のわずか20~30%が活動の70~80%を担う「最小努力の法則」を発見しました。さらにその後のジョゼフ・モーゼス・ジュランが「品質欠陥の多くはごく一部の品質特性が原因で起こる」と発表し、ある日本企業に協力して「品質革命」を起こしたことにより、多くの企業がパレートの法則を見直すきっかけになりました。こうして「80対20の法則」はあらゆる分野、社会現象を説明する巨大な法則に磨かれていったのです。

さて、ここで大事なのは80対20という数字ではありません。この数字は、例えば60対40にもなり、70対30、90対10、さらには99対1にもなりうります。重要なのはその配分を知ってどうするかということです。その不均衡を見極め、多数にかけていたものを削り、肝心要の少数に注力する。そうすればその不均衡がまた変わり、大きな結果を得られるということです。

例えば、会社で販促活動をしようとします。この時にただ広範囲に広告を出そうとしがちですが、ここで「80対20の法則」を使います。リピーターまたはヘビーユーザーと言われる人達に向けてメルマガやDMを送った方が結果が大きく、かつ広告費を抑えられるのです。それを分かったうえで皆さんならどちらを選択するでしょうか。

そういった統計は、実際に顧客リストと照らしあわせれば調べることができますが、なかなか大掛かりです。そこまで出来なくても、この法則を「思考」として理解していれば結果は大きく変わっていきます。

努力はまず観察と見極めから行うのです。それを要領のいい人、仕事のできる人は自然と行っているのです。極端な例ですが、プロ野球選手になりたいのに、ずっとサッカーの練習をしていても、野球は上手くならないですよね。勉強もまずは分からないところを探し、次に勉強の仕方を考えた方が効率的にできます。ただ数をこなすのが努力ではありません。まずは自分の周りをみて分析し、適切なやり方で継続し、時には余計だと判断したものは捨てる勇気を持つ。それこそが、結果のだせる努力なのです。努力は人を裏切りません。裏切っているのは人の方です。

「80対20の法則」を使うことは、近道はどこかを探すことに似ています。遠回り、周り道が必ずしも悪いとは言いません。ただ、もし伸び悩んでいる自覚があるのであれば、一度立ち止まって周りをよく調べてみてください。突破口は案外あなたの近くにあるかもしれません。

この記事が皆さんの成功への道標になったら幸いです。


Amazon「人生を変える 80対20の法則」リチャード・コッチ著

投稿者: ムギ

介護施設の事務員をやってる30代男です。商業高校卒業後、調理師専門学校入学、調理師としてホテルのフランス料理レストランに勤務。その後、地元のレストラン、漬け物工場、回転寿司屋、ステーキ屋と働き現在の職に転職しました。現在は介護福祉士の資格取得のため勉強中です。

努力は報われる?」への1件のフィードバック

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください