こんにちは、ムギです。
今回は「そもそも経営学って何?」というお話しをします。
学問と言ってもいろいろありますよね?数学、生物学、物理学、化学。これらは「THE 学問」っと言ったところでしょうか。
いろいろある学問も大きく分けると3つに分類され、今言った数学などは「自然科学」という分類になります。他の大分類には「社会科学」「人文科学」があります。社会科学は政治学、社会学、経済学など、人文科学は人類学、哲学、言語学などが含まれます。
では、経営学はどこに入るのかというと、「社会科学」に入ります。似たようなものに経済学もあるので納得でしょうか。
政治学、社会学、経済学など見て分かる通り、社会科学は集団における関連性や動きを学ぶ学問です。そしてそれぞれの分野の理論などを研究しています。
経営学も経営のための学問、経営者、つまり企業のための学問と言えるでしょう。
さて、ここで働いている皆さんは経営学が経営者のための学問と聞いてどう思ったでしょうか?
「それ、本当に使えるの?だって学者が研究したことでしょう。」
「上司がKPIだPDCAだダイバーシティだとか難しい言葉使ってるけど、勉強したところで本当にうちの会社は業績あがってるの?ボーナスも全然もらえないじゃん!」
さあ、ここで経営学、はたまた社会科学の難しいとこが出てきましたね。
それは、結局のところ、「人」が研究対象だからです。
一人一人違えば、男女でも違う。国も違えば、貧富の差でも違う。そういう人が同じような行動をし、同じようなものを買い、同じような会社に勤めるって考えて理論にするのは無理でしょ。うちの企業じゃ使えないよ。
きっと周りの人達はそう言っていたのではないでしょうか。
しかし、経営学者は長い時間をかけ、多くの国、多くの消費者、多くの企業、多くの経営者のデータを集め続けました。そして、この企業はなぜ上手くいったのか、失敗したのかを考え、「もしかしたらこうなんじゃない」と仮説をたて、それを裏付けるべくさらに研究を続け、「やっぱりそうだよ!」と論文にまとめ、それが積み重なってできたのが「経営学」なのです。
もちろん、第一次産業革命時代の経営学と情報革命と言われる昨今、そして5G、6Gと言われるこれからでは違うでしょう。
しかし、その中で日々どう営業していこうか、発展させていこうか、従業員を養っていこうかと考えている経営者達がいます。そうやって上手くいった、失敗した事例を集め、「こうしたらいいんじゃない」という学者がいる。それを学んだ人達が自分達の仕事で活かしていく。そうやって今も経営学は新しい理論や訂正、補足されながら発展しています。
つまり、経営学を作っているのは、学者だけじゃない。経営者、会社に勤めている人達、消費者みんなで作っているのです。
もちろん経営学を学ばなくても経営はできます。言ってしまえば攻略本を読まずにゲームをクリアできる人はいますよね。
しかし、地図があれば道を間違えづらいです。経営学という様々な先人達が築き上げたものを使わない手はありません。そして、皆さんの手でまた新しい経営学を未来のために作ってあげる。
そこに今、経営学を学ぶ意味があるのはではないでしょうか。
